2013 年 3 月

玄米菜食の話

玄米菜食を始めて1年くらい経ちました。

といってもあまり厳しいものではありません。
家ご飯は玄米菜食ですが、外食では全くこだわりませんし、戴きものに含まれるお肉も美味しくいただきます。

そんな、ゆる~い玄米菜食ですが、いろいろ良いことがあります。
しかし、良くないこともあります。

そういうことについて、書いてみようと思います。

 

★発端

私は元々アロマセラピストですので、食養(マクロビオティック)については一通り学んでいました。
また、スピリチュアリストでもあるので、ベジタリアンやオーガニック等々への親和性もありました。
ただ、「食べる楽しみへの興味・欲求」がそもそも低いですし、料理も好きではない、もっと言えば満腹感も嫌いだし、あまり物を食べない生活が長かったので、「食養やベジタリアン生活など、やれば良いんだろうなぁ…」と思いつつも「どうせ食べないからいいや」でずっと済ませていました(笑)。

また、これも元々、肉は好きではありません(ついでに牛乳も好きではありません)。白米も好きではありません。
というのが、私の側の背景です。

家人はスピリチュアリストではありませんが(多分)、経営論や経営者論、自己啓発系などはよく学んでいる人なので、菜食主義にはそちらの方向から興味があったようです。
また、アロマセラピーにも興味はあったそうですし、エコ家事なども喜んで取り入れてくれましたし、そういったような土壌はありました。

さて、ある日のこと、「致知」で食養の方が取り上げられている記事を読んだ家人が、「これ、やろう!」と。
私は先述のように、そういう方向であればもれなく賛成なので、早速圧力鍋を購入し、取り組み始めたというのが事の発端です。

菜食やマクロビの周辺では、取り組みたがるのは女性で、男性はそのおつきあいまたは拒否という話をよく見かけるので、その点我が家は好環境です。

 

★経過

それから何カ月も、本当に熱心に、玄米菜食に取り組みました。
単なる菜食ではなくマクロビをお手本にしたので、使える食材はかなり限られています。

1番速攻性があり大きかった変化は、排便の様子が改善されたことでした。その点に悩み多かったらしい家人は大喜びでした。
また、「ご飯を食べて心底ほっとする、安心する」という経験を、私は生まれて始めてしました。
よく、しみじみと「ああ…いいねぇ、ほっとするねぇ…」「本当だねぇ…」と家人と言い合ったものです。

ですが真夏になって、お弁当が心配になったのと、私が暑さと仕事でバテてしまったのとで、しばらく相当手抜きで作る機会が激減したのをきっかけに、お昼はだいたいお弁当屋さんやコンビニ、夜は作れたら作るけど無理はしない、という方向に落ち着きました。

今現在も割とそんなペースです。

 

★良かったこと

そうは言っても、(こんな私ですら!)「ちょっとちゃんと作って、玄米とお野菜食べよう」と動く機会が増えました。
いや、私本当に、お料理好きじゃないんですよ。本当に。
その上、基本的に仕事中心で生きていて、そちらにエネルギーをまず注ぎ込み、もともと食べないのも手伝って食事はあっという間に1番後ろに回ってしまう。
そこに、家人が気を遣って「ご飯いいよ」なんて言ってくれると、もう!てなもんで。
その私が、「作って食べよう」と思うのですから大したものです。

やはりあの、「ほっとする」感じが良いのだと思います。
それと同時に、家ご飯が「原点にリセット」のような感覚になっています。

外のものが多くなると、何だか「ざわざわ」している感じがします。ノイズが多い感じ、というか。

家人が読んだ本の中に、「肉を食べていると戦闘的になる」旨があったそうです。
それは分かる気がします。
自分が動物性のものを食べようと思うときは、「戦わなきゃ」というモードに入っているときだと感じます。

逆に、家ご飯が続くと、なんだか非常に平らかな気持ちになります。平静な、というか。
ですが、私はずっと、外では基本的に戦闘モードで生きてきていますので、あんまり平静な…自分の中心で落ち着いてしまうような…気持ちでは、外界での色々が立ち行かなくなるのでは、というような不安がまだあるようです。

また、動物のエネルギーを取り入れたい欲求みたいなものを感じることもあります。
栄養や食材という意味ではなく、「肉」の「エネルギー」。
それは、その状況で必要だと(習慣的に)思うから湧く欲求なのですが、あんまり溜まるとやはりノイジーになって、段々イライラしてきます。
割と「火」っぽいエネルギーでもあるのでしょう。

今は、平安・平静と、戦闘・カッカと燃える火のような状態と、双方の極を食事で行きつ戻りつしている感じがします。

ですが、ノイジーな感じを食事でリセットする術を持てた、ということ自体が安心感になっていると思います。

体調面で言いますと、まずは先述のお通じの点。
それから、家人は冬になると乾燥性の痒みにかなり悩まされていたのですが、今冬はほとんど気にならない程度になっているそうです。
後は、玄米そのものの良さ。
満腹嫌いご飯嫌いの私に玄米は合いました。よくよく噛むせいか、白ご飯のときほどには胃が重くなりません。
また、超絶早食いの家人が、家ご飯は延々と時間をかけて食べているので、これもきっと良いことだろうと思います。

 

★良くないこと

家ご飯をあまり続けると、これも速攻で出てくるのが、「油脂切れ」のような状態です。
これは主に玄米の排出力によるものだろう、と推測しています。

もう無闇に「油」を摂取したくなるのです。
私の場合はそれが、チョコレートやサブレを食べたい、という感じで出ます。

マクロビでよく、「白い砂糖中毒」が言われます。
玄米菜食を始めてすぐに、やたらにチョコレートが食べたくなり、この「白い砂糖中毒」なのかと思ったのですが、どうも違うなと。
家人もどうやらそのようです。
調べていないので分かりませんが、「良くない油脂中毒」もあるのではないかと思うくらい、「油分」が欲しいのです。

これは、おかずを作るのに油を多めにしてもあまり効果はありません。

確かに、玄米菜食主義の方々ってどこか「枯淡」な雰囲気を帯びるというか、私の母に言わせれば「何となく油がない感じ、パサパサした感じになっていってる」(母の友人のことで、私のことではありませんが)という風な感じを受ける気がします。

玄米菜食では、「七号食」という「マクロビといえばこれ」みたいなメニューがありまして。
「これだけで十分」と言われるメニューなのですが、本当に1番シンプルなら「玄米、味噌汁、ごま塩、以上!」といったものです。
(まあ、これの存在は私のような料理に向かない女には大変心強いのですが・笑)

ただ、これって基本的には「病人食」なんですよね。
他の情報を見ていても、「厳しい玄米菜食は合わなくなってきたので、緩やかにした」という記述を割と見かけます。「健康な人がやるものではない」という話なども。

実感として、これも分かります。
精神への影響は良しとしても、やり過ぎは体に良くない気がします(笑)。
なんか、色々、体に吸収されず、むしろどんどん出ていってしまっている感じ。

 

★結論

そんな訳で、我が家では現在のところ、「私が作るのは玄米菜食だけだけど、外では何でも好きに取り入れよう。そしてその回数もあまりぎちぎち制限しないでおこう。」に落ち着いています。
我が家の生活スタイルとも合わせて、ベストではないかもしれませんがかなりベターな着地点だと思います。

 

★常備食材

ちなみに。

ベジタリアン生活ではなくマクロビが基本なので、我が家で購入する食材や調味料はかなり限られています。
私が「地産地消」という考え方を非常に好んでいるので、色々なものを買いません。
とは言っても、あまりに味のバリエーションが作りにくいのでエイヤと手を出したもの、また実際の産地にこだわる時間的余裕がないので妥協しているものもあります。
また、「マクロビでは本当はそれはダメでこっち…」と言われるものでも入手しにくければパスです。
それから、2人の体質が違うので、陰陽も意識していません。そのときそのときで欲するままに、です。
何でも、まずは「無理なく入手しやすい」が1番大事だというのが信念の1つです…面倒くさがりなので(苦笑)。
あ、私は揚げ物が出来ないので、その点も多少特異かも。

・玄米
全くついていないもの。2kgの真空パックを1度に5つ、amazonで頼みます。圧力鍋を使えば発芽なしでも普通に炊けます。そして美味しいです。

・野菜
「日本ぽくないもの」は買いません。アボカドなんかは2人とも好きなのですが、「日本出身」のものではないので買いません。
が、昔々外国から来て根づいていまやすっかり日本の野菜のようになっているものについては買います。
調味料的にですが、にんにくと生姜は必須です。あとは季節と気分で。
概ね、ひらがなで普通書かないような野菜は買いません。

・果物
基本的に買いません。私が苦手なので。ですが、家人がみかん好きなので、たまにお土産に買ったりはします(私は食べませんが)。
体が冷える感じが嫌、というのもあります。

・きのこ類
生のものはたまに。だし用椎茸は常にあるので、だしをとった後の椎茸をおかずに使ったりします。

・大豆食品
大豆は一度に沢山ゆでて冷凍にして保存。
高野豆腐は常備。この2つで、鶏肉を使うレシピなどが転用しやすくなります。
また、厚揚げや薄揚げ。
豆腐は足が早いのが怖くて何となくあまり買いません。たいてい高野豆腐で代用してしまいます。
たまに黒豆も、沢山ゆでて冷凍に。ゆで汁も製氷皿で冷凍。和風スイーツにも使えて便利。
豆乳も必須。無調整のもの。
納豆は、思い出したら買います。

・海藻類
乾燥わかめ。だし昆布が必須。
とろろ昆布も切らさないことが多いです。
乾燥の刻み昆布もあると便利なことが多いです。

・油
ごま油。
オリーブオイル。マーガリン。(これらは妥協。)

・調味料
味噌。必須です。普通の合わせ味噌のほかに、白味噌と黒味噌も。
お醤油。マクロビ界ではよく「良いお醤油を!」と言われるのですが、お値段が怖くて手を出せません(笑)。普通のお醤油です。
大葉とにんにくを漬けこんだ「大葉にんにく醤油」も常備しています。ものすごく便利です!
塩。これもスーパーで買える範囲で(私が浄化他にも使うので・笑)。
塩麹&醤油麹。いつか自分で作ってみたいのですが、とりあえず今は買ってます。
酒。みりん。酢。これも醤油と同じ選定基準。
甜菜糖、またはきび糖。
ごま。黒・白のいりごまを。また、同じく黒・白のねりごまも。すりごまは必要ならいりごまをすります。
はちみつ。昆布を梅で煮るときに使ったりすると美味しいです。

・その他
乾燥麩。
はるさめ。
夏場はそうめん。パスタ代わりによく使いました。
ゆかり。(妥協。でも家人が好きだし、お弁当やおにぎりに味をつけるのに楽なので欠かせない。)
カレー粉(妥協。カレーを作りたくなったのでエイヤと。S&Bの赤い缶のもの)。
こしょう(妥協)。
マスタード(妥協。豆乳マヨネーズを作るとき用)。
顆粒和風だし(妥協。手抜きしたい時に使いますが、かつおが鼻について嫌なので出番は少ないかも)。
固形コンソメ(妥協。同上)。
バルサミコ酢(妥協。とあるレシピに必須だったので、かなりエイヤで妥協して入手)。
ゆず胡椒(妥協。でもやっぱりあると美味しい)。
あと、常備ではないのですが、先日関東の友人が送ってくれたちくわ麩がすごく便利だったので、あれはまた機会があればと思っています。

書きならべてみると、あれですね、やっぱり1年で結構増えてますね…。
味噌、砂糖、塩、醤油、みりん、酒、しかなかったときは、味の目先を変えるのに苦労してたなぁ…と思いだします(笑)。
料理嫌いと言いながらレトルト食品は買いません。何か嫌で。
だいたいこんな感じで、和洋中をやってます。
スーパーにいっても、見る場所がちょっとしかなくてすぐ買い物が終わるので、品目は割と少ないんじゃないかしら、と思いますがどうでしょう。

ちなみに、飲み物はコーヒーです。普通の。…我々は、健康志向なようでそうでもないのです(笑)。

 


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